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体験者インタビュー第22回「見えている方の眼を大事にします。」

RETISSAシリーズの網膜投影を体験してくださった方に、その感想を伺うインタビューシリーズ。第22回は秋田県潟上市で家電品、住宅設備品の修理からリフォーム工事までを請け負う町の便利屋さんを営む瓜生亨さんに、試作品RETISSA ルーペと試作品RETISSA Super Captureをお試しいただき、お話を伺いました。

ご協力いただいた方

お名前:瓜生亨 様

眼の状態:左眼 緑内障

(視野は500円玉大)

6年前に両眼共白内障手術済み

視力:右眼 裸眼0.1 眼鏡矯正視力0.6

注:眩しいので着脱式サングラスを常用

眼圧:8~9mmHg

ご体験いただいた試作品:

RETISSA ルーペ

RETISSA Super Capture





―自己紹介をお願いします。

名前は瓜生亨(うりゅうとおる)です。若いころは消防士でした。現在は秋田県潟上市で「町の何でも屋」と称して家電、住宅設備品の修理販売、リフォーム工事を請け負っています。また、地場農業活性化を目的とした「農家ネットワーク」という事業に参加し、地元の食材を使ったワッフルなどのスイーツの製造販売も行っています。


―眼のことをお話しください。

15年ほど前に人間ドッグで高血圧と共に緑内障を発症しているという診断を受けました。それ以来、地元の厚生医療センターで2か月ごとに眼圧測定と診察を受け、目薬を中心とした治療を続けていました。6年前には白内障を併発し、両眼共手術を受けました。霞がかかったような視界から、手術後はカラーの視界に変わったと感じ喜びました。しかし、今年の2月に急に見えにくくなったと感じたので主治医の先生に報告し、目薬を増やしてもらいましたが改善しないので、3月になって試しに別の眼科に行ってみました。そこでは初診当日にアレルギーのチェックなどともに、視野検査をされました。前の病院でも視野検査をしたことはありましたが、その時は、緑内障が進行して左目の視野が大幅に欠けており、左下しか見えていない。視神経がかなりやられてしまっているので改善することはできないと診断されました。より早い時期の手当てが必要だったと言われました。医師のモニターで見せてもらいましたが、全体の画面のうち見えている部分はとても小さく表示されていて、大変ショックを受けました。


―左目の視力が狭窄したことでお困りのことは何ですか。

電気製品の基盤を交換するときに困っています。見えづらくなってからは、コネクタの位置を合わせるのに苦労します。手探りになることもあり、20から30あるピンを接続するのに、見えていたころの3~4倍の時間がかかってしまいます。虫眼鏡や高倍率の眼鏡を試しましたが、大きくすることでは解決になりませんでした。遠近感がつかめないのが問題なのだと思います。これが解決できたらと思って今日は機器を試しに来ました。

また、明るいところでは痛いようなまぶしさを感じます。運転するときは眼鏡に固定できる着脱式のサングラスを使っています。


― RETISSAルーペとRETISSA Super Captureの試作品を試していただきます。

右眼を使うと問題なくよく見えますが、左眼では何も見えません。正面を見ながら左下から機器を当てたら、少し画像が見えました。残っている視野は左下ですが、その部分に(レーザの光軸を)合わせるのは至難の業です。














―社長コメント

今回は少し時間をかけて努力していただき、左眼にもレーザを通して網膜投影していただくことができました。しかし、左眼は視神経の損傷が進んでいるということで、網膜上の見える範囲が狭く、左眼でRETISSAを使っていただくことは難しいと言わざるを得ません。

将来は、生きている視神経を狙って網膜に映像を届けることはあり得ますが、現段階では見えている右眼の健康を維持していただくことが大事だと思います。現在検眼機の開発を進めており、厚生労働省指針に基づく「人を対象とした医学系研究」も進めています。病院に行かなくても、自分で短時間で簡単に、目の状態を確認する習慣を作ることで、発症や進行を早期に発見しより早く治療するシステムを作っていきたいと考えています。


―瓜生様のコメント

今回は新しい機器は使えないということが分かりました。15年も専門医にかかっていたのに、手当てが遅れたという状態になり残念でなりません。見えている右眼を大切にしようと思います。現在は新しい眼科医のもとで1か月毎に眼圧測定をしてもらっています。パソコンを長時間見るなど眼を酷使した後、眼圧の値が悪くなると感じているので、目を使い過ぎないように気を付けていこうと思います。


【後日談】

瓜生様のご希望は基板交換をスムーズに行いたいということでした。現在右眼を使っておられますので、RETISSA ルーペ試作品を使った基板交換作業を試していただくことにしました。遠近感が得られなくても、鮮明な画像を拡大できれば作業効率が上がる可能性があります。作業性の向上などの結果は体験者インタビューとして報告します。


*このインタビューは2021年11月13日に行いました。

*個人の感想です。見え方には個人差があります。

*RETISSA Display IIは医療機器ではありません。特定の疾患の治療や補助・視覚補正を 意図するものではありません。

*網膜投影技術の詳しい仕組みはこちら:https://www.qdlaser.com/applications/eyewear/


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