- RETISSAチーム
網膜投影向けコンテンツ(ウェブアプリ)公開
最終更新: 2020年3月16日
RETISSAシリーズが実現している網膜投影は、網膜に直接画像を映しているため、眼のピント調節能力にほとんど影響を受けません。「見る」のではなく「見える」という感じで、近視、遠視、乱視などに影響されにくいという特長があります。
その一方で、映像の見え方にくせがあるのも確か。
一番のポイントは瞳孔の中心に光を通す必要があることです。あまり大きく眼を動かしてしまうと、映像が欠けたり消えてしまったりします。
そのため、投影されている映像の中心部をまっすぐ見て、周辺部はなるべく眼で追いかけないようにすると見え方がよくなります。
こうした見え方に慣れるためのコンテンツとして、ウェブアプリを公開しました。
リンク先を開くとこんな画面になるはずです。
(現在、Windows10 +Chromeの環境で動作確認をしています。)

さっそくゲームスタートをクリックすると…

画面の中心部、前を走る車の天井ぐらいでしょうか、そのあたりを見続けてください。
その状態でも、画面の端からいろいろなものが飛び出してくるのがわかるでしょうか?
鳥やボール、自転車に女の子。
飛び出して来たら、すぐにスペースキーをプッシュ!
反応が早ければ早いほどスコアが高くなります。
結果画面ではスコアに応じて相当する年代も表示されます…が、もちろん厳密なものではありませんので、あくまでご参考に。
このゲーム、PCのブラウザでも楽しむことはできますが、網膜投影してこそのコンテンツです。
(PCの画面だと、周辺部を見るために無意識に視線を動かしてしまいますよね。)
網膜投影、それも周辺視野までカバーできる広視野角のものならばぴったりです。
RETISSA OptHeadなら、水平視野角60度の網膜投影光学系を構築できます!(宣伝!)
ぜひお試しください。
なお、網膜投影の際は全画面表示にすると視野角を最大限活かすことができます。
ChromeだとF11キーで全画面表示にできますよ!
ところで、このゲームのタイトルは「眼底力トレーナー」となっています。
はい、眼底力って何??ですよね。
この「眼底力」という概念については、これからこのブログで説明していこうと思います。
ぜひ、お楽しみに!
(3/16 Webアプリのバージョンアップに伴い、一部編集しました。)