• RETISSAチーム

体験者インタビュー第1回「普通に見える驚き!」

最終更新: 6月17日

RETISSAを実際に体験いただいた方に、その感想をうかがうインタビューシリーズ。その記念すべき第1回をお送りいたします!

ご協力いただいた方

お名前:石井様(59歳)

ご職業:ソフトウェア会社経営

眼の状態:右眼網膜剥離手術、無水晶体。











―よろしくお願いいたします。まず、ご経歴を教えて下さい。

1960年生まれで、還暦を迎えます。理工系大学を卒業後、工作機械メーカーでソフトウェア開発に従事しました。2000年ごろには米国のソフトウェア開発拠点に出向し、インドでのオフショア開発などを担当してきています。その後、2010年に米国でソフトウェアの会社を設立しました。CAD/CAM、ロボット制御などのソリューションを提供しています。昨今、テレワークが話題になっていますが、インド、アメリカ、日本をつないである意味のテレワークをやってきた経験を活かし、最近ではテレワークを活用した新しいモノづくりを探索中です。

―ご自身の眼や見え方について教えていただけますか?

 一昨年、右眼が網膜剥離になりました。当時忙しかったことや、放っておいても治るのではないかという思いもあり、少し遅れもあったのですが、よい先生に巡り合い手術で治療しました。その手術の際、水晶体やその周りを摘出しています。白内障で使うような人工水晶体は入れられず、無水晶体の状態です。

 見えることは見えるのですが、水というか油のような液体の中にいるような感じで見えています。幸い、視力自体は0.2~0.3ぐらい出ているようです。それなりに視力が出ているので無水晶体のままでいます。

―普段の生活はどのような感じですか?不便に感じていることはありますか?

 普段は眼鏡をしています。もともと不同視(注:左右の視力差が強いこと)で右眼は視力が悪く、あまり使っていなかった状況です。そのこともあり、結構慣れてきているような気がします。強い遠視用の眼鏡を使えば右眼もはっきり見えないこともないのですが、左眼とあわなくなるためそこまで矯正していません。コンタクトレンズもあるらしいと聞いていますが、まだ試していません。若いころにコンタクトレンズを着けたことはありますが、どうも面倒な気がして…。

 普段の生活で不便に思うことはあります。パソコンのモニターを見るときなどは片目でもなんとかなります。しかし、歩いているときや家事をする際に不便です。例えば洗濯物を干している時に竿に頭をぶつけることがあります。また、ビールを注ぐときにグラスの外についでしまうことも…。やはり、どうしても遠近感がとりにくいようです。

―目の疲れを感じることはありますか?

 あります。年によるせいもあるかもしれませんが、以前よりも作業量がこなせなくなったと実感しています。集中力が続かない感じですね。

 特に大変なのは左右の見え方の一致(融像)がしにくいことです。かなりずれて重なってしまいます。

―当社の技術を知ったきっかけをお知らせください。

 仕事柄、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)にはずっと興味を持っていました。私の手掛ける分野において、VR/AR/MRの活用はキーとなるためです。QDレーザのHMDのことも展示会などを通じて知っていましたが、なかなか体験する機会がありませんでした。

 手術を受けた際に水晶体を摘出したわけですが、網膜に直接投影するのなら見えるかもしれないと思って、いよいよ体験してみることにしたのです。

―実際にRETISSA Displayを体験してみて、いかがでしたか?

 さっとつけただけで「普通に」動画が見えました。(見えにくい状態に慣れてしまっていたので)この「普通」がむしろ驚きでした。若干歪んでいるところはあったのかもしれませんが、自分の網膜が意外ときちんと機能していることがわかりました。

 いくつか市販されているHMDを試したこともありましたが、重かったり使いづらかったり。体験したものは見えやすかったし、いろいろな情報を見るためにも使ってみたいと思っています。

―どのような使い方に期待していますか?

 単なるディスプレイであるというところが、かえって使いやすいかもしれませんね。海外の大手企業なども力を入れているようですが、それぞれのプラットフォームとなります。CAD/CAMの世界はWindowsベースなので、そこと簡単に連携できるようだとよいですね。

 昨今の状況もあって、HMDを活用するソリューションにはお客様からも興味が強いです。今後加速していくのではないかと思っています。

 また、デジタルカメラと組み合わせるとそのまま「見える」かもという期待もありますね。拡大、縮小したり、投影位置をうまく合わせられたりするといいかもしれません。カメラ内蔵モデルはすでに開発されているそうですね(注:医療機器モデル RETISSAメディカルのこと)。

―逆に、ここは改善を期待しているという部分はありますか?

 瞳孔を通して光が入っていくようですが、目が動いてしまうと見えなくなってしまうのは少し不利かもしれません。運転者の目線を検知して眠気を知るなどという取り組みもあるようですが、そんな技術(アイトラッキング)と組み合わせられるといいですね。

―本日はインタビューへのご協力ありがとうございました。

 ありがとうございました。

*本インタビューは5月18日にオンラインで実施しました。

*見え方には個人差があります。

*RETISSA Displayシリーズは医療機器ではありません。視力の向上や疾病の治療を意図するものではありません


第2回はこちら

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