• RETISSAチーム

体験者インタビュー第5回「これなら本が読める!(中編)」

最終更新: 11月11日

RETISSAシリーズ(民生機器)(以下RETISSAと略す)を実際に体験いただいた方に、その感想を伺うインタビューシリーズ。

第5回は、第4回「これなら本が読める!」の中編です。前編でご登場いただいた浅野様(70歳代、中期白内障/散瞳)は、LKS(RETISSA OptHeadを応用したプロトタイプ、レーザカレイドスコープの略称)で本が読めると喜んでおられました。そこで今回は浅野様のお宅にQDレーザの技術者チームがお邪魔して、LKSをより快適に使っていただけるように相談、検討を行いました。


お名前:浅野様(70歳代)

眼の状態:中期白内障、散瞳(左)


体験者インタビュー第4回「これなら本が読める!(前編)」をご参照ください。











浅野様のご要望は、LKSを使って(1)テレビを見たい、(2)読書をしたい、(3)買い物をしたい、ということでした。


(1)テレビを見たい

浅野様: ダイニングテーブルの前にテレビを置いて見ております。最近耳が遠くなってきましたので、字幕を表示しています。その字幕がはっきり見えるようにLKSを使いたいです。家族も観ますので、テレビはこれまで通り映るようにしてくださいね。

 また、LKSを手に持って片目をつぶって長い時間見ていると、疲れるのではないかと思っております。


技術者チーム: 浅野様のお宅では、J-COM(ケーブルテレビ)に加入しておられるので、J-COMのチューナーとLKSを市販のケーブルでつなぐだけでいいことがわかりました。早速試していただくと、「よく見える」との事でした。技術的には、HDMI端子からの信号の分配器を設置することになります。一度設置すれば、あとはLKSのスイッチを入れるだけです。テレビはこれまでと同様にご覧いただけますのでご安心ください。

 目の前でLKSを固定する装置を作ります。それをお使いになれば、長いドラマなども楽にご覧いただけると思います。また今日は、使わないほうの目の前を遮蔽する板の試作品をお持ちしました。LKSに取り付ければ、使わないほうの眼を閉じている必要がなくなりますので、ずっと楽だと思います。


(2)読書をしたい

浅野様: 本を読むことが何より好きなのですが、白内障が進んできて、思うように読めません。リスクがあるので白内障の手術を受けることがとても心配なのです。LKSを使えば文字がはっきり見えるので、読もうと思って買ってあるたくさんの本が読めると思います。ダイニングテーブルに本を置いて読みたいです。


技術者チーム: 電子書籍でしたら、パソコン・スマートフォン・タブレットなどをLKSとつなぐだけで簡単に読むことができます。浅野様のご希望のように、紙の本を読みたい場合は、テーブルの上に広げた本の上にカメラを固定して、両手で本を動かしたり、ページをめくったりすればいいと考えています。テレビ鑑賞用に作るLKS固定装置に、本を映すカメラを固定する機能を持たせれば、かさばらないと思います。本の真上にカメラを固定して、目の前にLKSを固定することで、両手が自由になり、本を動かしたりページをめくったりの動作もスムーズにしていただけると思います。

 固定装置はケーブルなどをつないだまま、移動することを考えて作ります。お食事の時など、テーブルを広くお使いの場合に動かしていただけるようにするためです。


(3)買い物をしたい。

浅野様: たとえば洋服を買おうとしても、値札がはっきりと見えなくて困ることが多いです。出先でも必要な時にLKSをバッグから取り出して使えたら便利だと思います。


技術チーム: 品物の値札を見たいというご要望にお応えするために、LKSにカメラと電池をくっつけた「カメラ付きLKSの試作品」をお持ちしました。カメラのレンズがとらえた画像をLKSではっきりと見ることができます。バッテリーがついているので持ち歩けます。ズームの機能がついているので、遠くから標識や案内板などを見るときにも重宝しそうです。カメラとバッテリーをコンパクトにした「ポケットLKS(仮称)」を今月末を目標に作っています。


【浅野様コメント】

 暑い中をお越しくだいまして、ありがとうございました。

 機械をつないだり、切り替えたりすることは苦手ですので、できるだけ操作が簡単なものにしてくださるとうれしいです。読みたい本はすでにたくさんたまっていますので、とても楽しみにしています。

 カメラ付きの試作品につきましては、いろいろな使い道が想像できました。必要な時に、さっと手に取って見ることができたら便利だと思います。周りの人は驚くでしょうね(笑)。

 白内障の手術については、主治医の先生もとても心配してくださっているので、LKSのことをお伝えして、もう一度相談したいと思います。


【技術者チームのコメント】

 はっきり見える、期待していると言っていただけて嬉しいです。テレビ鑑賞と読書のための固定装置が出来上がりましたらお届けに伺い、最小限の操作で、できるだけ簡単に使っていただけるようにセットする予定です。

 網膜走査の技術は出来上がっていますので、次は一人一人のお客様のご要望に合わせて、より簡単に便利に、活用していただける形にしてお届けすることが使命だと考えています。ご協力いただきまして、ありがとうございました。

 また、主治医の先生からご連絡いただけましたら、網膜投影の技術や安全性についてご説明する用意がありますので、私たちの名刺を先生にお見せください。

ありがとうございました。


編集部注:「これなら本が読める!(後編)」は9月半ばに掲載予定です。浅野様に合わせた装置を、技術チームがお届けし設置します。浅野様は快適に本が読めるのでしょうか?どうぞお楽しみに。


第4回はこちら  第6回はこちら


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